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ファスナーの付け方

 

次の新作ジャケットの制作の為に、自分が持っているミリタリーのレプリカジャケットのファスナーの付け方を見ています。

ミリタリー物は機能性、合理性の権化であるので、とても参考になります。

ただミリタリー物は、形は服なれど、人を殺すため、街を破壊するという行いを遂行するときに着るという目的を持っているので、形は服なれど、武器ということになります。

ミリタリージャケットやフライトジャケットを見てカッコいいと思う自分もいて、いつも心が引き裂かれるような気分になります。

なのでその引き裂かれたまま、作業を進めていきます。

ミリタリージャケットを参考にするんですが、完成形は全然ミリタリーではないんですけどね。

 

 

 

左前身頃の前立てが延長され、ファスナーが隠れるのと同時にウィンドフラップにもなっています。

ファスナーの隙間から風が入らないようになっています。

 

 

 

スライダーの形状はCONMAR社のものだと思います。

もちろんレプリカです。

 

 

 

右前身頃のファスナー裏からウィンドフラップが持ち出されています。

上のA2レザージャケットとは、逆の構造で風を遮っています。

中々面白いですね。

 

 

 

CROWNの実名入りのファスナーです。

CROWN社自体は1960年代に潰れた会社なので、これもレプリカなんですがとてもよく出来ています。

 

 

 

これはミリタリーのジャケットではないんですが、これも参考にしたいと思います。

CABANE de zuccaという日本のブランドです。

ちなみに上の2種のジャケットもBUZZ RICKSON’Sという日本のブランドのものです。

 

このジャケットは右前身頃と左前身頃の前立ては持ち出されていて、両方から重なるようになっています。

ダブルブレストの構造ですね。

 

これらのジャケットを参考にしながら、まだまだ寒い春の朝晩に重宝するような、ジャケットというかコートを作成していこうと思います。

レディースのものとして考えています。

 

 

 

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フルオーダーで制作したシャツのサイズ修正

 

フルオーダーで制作したプルオーバーシャツのサイズ修正をしました。

気になる部分があったらいつでもサイズ修正は致します。

フルオーダーで制作したものは、基本無料で致しますので、気になる方あったらご相談下さいね。

 

オーダーしてくれた人が持っていたイメージと(緩み感、タイト感など)と僕が持っているイメージがずれてしまった場合は、チグハグな感じがしてしまいます。

その時はどしどし言ってくれると、逆にありがたいです。

服を制作出来るっていうことは、どんな修正も出来るっていうことと、イコールになっていると思います。(もちろん全てではありませんが)

修正もまたクリエイティブな作業なんですよ。

 

 

 

脇、ウェスト、裾幅、上腕から手首の所までの幅詰めと、着丈、袖丈の丈詰めを行いました。

分かりにくいですが、シャツを裏返しにして折伏せの縫い目を解いたところです。

これからチョークで、縫い目のラインを描き、そのラインに沿って縫っていきます。

 

 

 

修正し終わった、シャツです。

カットした生地がこれだけ出ました。

身幅と腕回りがスッキリとしました。

 

 

 

実はこの写真のあともまた気付くところがあって縫い直しました。

「イヴ・サンローランは20回縫い直す、イヴ・サンローランは20回縫い直す」と心の中で呟きながら。

映画監督の伊丹十三が言った言葉であるが、イヴ・サンローランというデザイナーは20回目でも縫い直すべきところを発見できる目を持っている、という意味で言った名言です。

怠惰に流れる自分を叱咤激励してくれる、素晴らしい言葉です。

 

 

 

 

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