high land church
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

15オンスのセルビッチデニムの、どアップ写真

 

最近、依頼がありキバタデニムのどアップ写真を撮りました。

 

インディゴの縦糸と白い緯(よこいと)が見える。

 

白くポツっポツっと見えてるのが、緯です。

 

カメラのレンズに虫眼鏡を当て、さらに接写をしているので、この緯の存在がはっきりと分るのですが、

 

普通に肉眼で見ると、白い微細な粒粒にしか見えない。

 

緯とはあまり認識されないと思います。

 

 

 

この上の写真はまだ洗っていない、キバタデニムです。

 

みっしりと織り込まれ、綿の繊維そのものが毛羽立ちという状態で確認できる。

 

 

 

履き込んでいくと、縦糸は所々色落ちしていき、全体にも薄くなってきているので

 

とても柔らかな印象を与えてくれます。

 

履いている人のくせや生活やアクシデントや汗や涙を吸い込み、このデニムの色落ちとして刻印していきます。

 

全体としてみればその人の個性を表現しているようにも思えます。

 

デニムは善悪や好き嫌いや、きれい汚ないのジャッジメントを全て越え、ただただ色落ちのコントラストとして

 

刻印し続けます。

 

履いていなくても、その時間を刻印するように、酸化しその色を変えていきます。

 

 

最近、中島みゆきの「糸」をずっと聞いています。→本人のが消されたのでBANKBANDで。(1/30)

 

名曲中の名曲ですね。

 

縦の糸はあなた〜 横の糸は私〜♪

 

織りなす布はいつか誰かの

 

傷をかばうかもしれない

 

 

全宇宙に拡がっていくようなタペストリーを想像しました。

 

全ての空間、時間、事象を包み込み、

 

いつか誰かの傷をかばうかもしれない...

 

 

 

23:28 | comments(0) | trackbacks(0)

HAWAIIAN SHIRT


オーダーお待たせしているお客様、すいません。

14オンスのデニムシャツ、キモノアロハ、Gジャン、シアサッカーのテーラードジャケットなど、etc...et

c...

なので今年のゴールデンウィークはどこにも行かずに、仕事してました。

子供たちも、どこにも行かないのはつまらないので、うちの奥さんがシングルマザーよろしく色々連れて行ってくれまし

た。

感謝しています。

僕も毎日頑張っている(と思われる)ので、自分へのご褒美にサンサーフのアロハを2着買いました(ヤフオクで!)。

デザインは和柄で、着物のデザインみたいです。

サンサーフというブランドは、昔の柄を忠実に復刻するので、現実にあった柄だと思います。




サンサーフが出している、アロハシャツのコレクション本。

1940〜50年代のヴィンテージアロハをメインに、歴史やその生地や、どういう風にプリントしたのかとか、誰がデ

ザインしたのかとか、数多くあったアロハシャツのメーカーがどういう風にして発展し衰退していったのかということを

、とても詳しく書いており、どの本も読み応えあります。

アロハシャツの起源は、ハワイに移民した日系の人たちが着物をばらして、シャツに仕立て直したと思っていたんですが

、この本を読むと、どうも違うらしい。

その当時の人たちは貴重な着物を、シャツにはあまりしなかったとのこと。

でもヴィンテージアロハは和柄が多い。

けっこう謎に満ちていて、ロマンを感じます。




アロハのデザインの中でも、おとなしめと言うか、童謡、縁日を連想させる柄です。




トンボと風船。




金魚の輪郭があえてギザギザになっており、動きを表現していると思います。

見ているだけでうっとりです。


世界で一番好きな生地はデニム(勿論、職人が作ったセルビッチデニムです)ですが、2番めに好きな生地は、迷わずこ

のレーヨン製のアロハ生地ですね。

ハワイのロマンが凝縮されており、そのロマンを支えるのは、その当時のデザイナーのデザインセンスと、それを現実化

したプリント技術だと思います。

そしてそれを復刻し続けている、サンサーフに愛を感じちゃっています。

 
00:39 | comments(0) | trackbacks(0)

selvedge denim

 
ミシンアディクトのデニム製品はほとんど全てに、国産のセルビッチデニムを使用している。

セルビッチデニムとは、シャトル織機で織られたデニムのことである。

シャトル織機は、人力で織る機織りを機械化したもの。

規模は違うが、構造は同じであるという。

経糸をぴんと張り、木製のシャトルに乗せた緯糸が、高速で左右に往復し生地を織り上げてい

く。

経糸の間を緯糸は途切れることなく往復するので、まさに経糸を包み込むように生地が出来上

がっていきます。

生地の端がボサボサしてなく、織り込まれていて、耳と呼ばれています。

シャトル織機で織られた生地は、最新式の織機で織られた生地よりも、ふっくらとしていると

いう。

凹凸感があり、独特の色落ちがあります。

丈夫さと柔らかさ、その相反するものが生地の中に同時に存在します。




ジーンズの型紙のアウトシーム(脇)は、直線である。

なので、直線部分である生地の耳を利用して、裁断する。

西洋の服は曲線を多用し、人体の形にそって作られる。

日本の着物を見ると、直線に裁断し、ほぼ直線に縫い合わされていく。

タックなどで立体を作ることはあっても、曲線の裁断はほとんどないんじゃないでしょうか。

西洋の服と東洋?の服の決定的な違いは、生地を裁断した時に出る、端切れの量じゃないです

かね。


ジーンズはその西洋と東洋の中間にあるような服だと思います。

日本人にデニム好きが多いのも、なにか理由があるんだと思います。


デニムの語源はフランス語のセルジュ・ドゥ・ニーム(serge de Nîmes)、ニーム産のサ

ージ生地。

今年11月に、パリで行う展示会に、日本で作られたセルビッチデニムを使い制作した、ジー

ンズを持っていきます。

巴里人の反応はどうなんだろう。

やってみないと、分かりませんね。


シャトル織機の稼働風景(youtubeで拾ってきました)←音が大きいのでご注意を。

22:58 | comments(0) | trackbacks(0)
1