2017.01.29 Sunday

15オンスのセルビッチデニムの、どアップ写真

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    最近、依頼がありキバタデニムのどアップ写真を撮りました。

     

    インディゴの縦糸と白い緯(よこいと)が見える。

     

    白くポツっポツっと見えてるのが、緯です。

     

    カメラのレンズに虫眼鏡を当て、さらに接写をしているので、この緯の存在がはっきりと分るのですが、

     

    普通に肉眼で見ると、白い微細な粒粒にしか見えない。

     

    緯とはあまり認識されないと思います。

     

     

     

    この上の写真はまだ洗っていない、キバタデニムです。

     

    みっしりと織り込まれ、綿の繊維そのものが毛羽立ちという状態で確認できる。

     

     

     

    履き込んでいくと、縦糸は所々色落ちしていき、全体にも薄くなってきているので

     

    とても柔らかな印象を与えてくれます。

     

    履いている人のくせや生活やアクシデントや汗や涙を吸い込み、このデニムの色落ちとして刻印していきます。

     

    全体としてみればその人の個性を表現しているようにも思えます。

     

    デニムは善悪や好き嫌いや、きれい汚ないのジャッジメントを全て越え、ただただ色落ちのコントラストとして

     

    刻印し続けます。

     

    履いていなくても、その時間を刻印するように、酸化しその色を変えていきます。

     

     

    最近、中島みゆきの「糸」をずっと聞いています。→本人のが消されたのでBANKBANDで。(1/30)

     

    名曲中の名曲ですね。

     

    縦の糸はあなた〜 横の糸は私〜♪

     

    織りなす布はいつか誰かの

     

    傷をかばうかもしれない

     

     

    全宇宙に拡がっていくようなタペストリーを想像しました。

     

    全ての空間、時間、事象を包み込み、

     

    いつか誰かの傷をかばうかもしれない...

     

     

     

    2016.05.09 Monday

    HAWAIIAN SHIRT

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      オーダーお待たせしているお客様、すいません。

      14オンスのデニムシャツ、キモノアロハ、Gジャン、シアサッカーのテーラードジャケットなど、etc...et

      c...

      なので今年のゴールデンウィークはどこにも行かずに、仕事してました。

      子供たちも、どこにも行かないのはつまらないので、うちの奥さんがシングルマザーよろしく色々連れて行ってくれまし

      た。

      感謝しています。

      僕も毎日頑張っている(と思われる)ので、自分へのご褒美にサンサーフのアロハを2着買いました(ヤフオクで!)。

      デザインは和柄で、着物のデザインみたいです。

      サンサーフというブランドは、昔の柄を忠実に復刻するので、現実にあった柄だと思います。




      サンサーフが出している、アロハシャツのコレクション本。

      1940〜50年代のヴィンテージアロハをメインに、歴史やその生地や、どういう風にプリントしたのかとか、誰がデ

      ザインしたのかとか、数多くあったアロハシャツのメーカーがどういう風にして発展し衰退していったのかということを

      、とても詳しく書いており、どの本も読み応えあります。

      アロハシャツの起源は、ハワイに移民した日系の人たちが着物をばらして、シャツに仕立て直したと思っていたんですが

      、この本を読むと、どうも違うらしい。

      その当時の人たちは貴重な着物を、シャツにはあまりしなかったとのこと。

      でもヴィンテージアロハは和柄が多い。

      けっこう謎に満ちていて、ロマンを感じます。




      アロハのデザインの中でも、おとなしめと言うか、童謡、縁日を連想させる柄です。




      トンボと風船。




      金魚の輪郭があえてギザギザになっており、動きを表現していると思います。

      見ているだけでうっとりです。


      世界で一番好きな生地はデニム(勿論、職人が作ったセルビッチデニムです)ですが、2番めに好きな生地は、迷わずこ

      のレーヨン製のアロハ生地ですね。

      ハワイのロマンが凝縮されており、そのロマンを支えるのは、その当時のデザイナーのデザインセンスと、それを現実化

      したプリント技術だと思います。

      そしてそれを復刻し続けている、サンサーフに愛を感じちゃっています。

       
      2013.03.16 Saturday

      selvedge denim

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        ミシンアディクトのデニム製品はほとんど全てに、国産のセルビッチデニムを使用している。

        セルビッチデニムとは、シャトル織機で織られたデニムのことである。

        シャトル織機は、人力で織る機織りを機械化したもの。

        規模は違うが、構造は同じであるという。

        経糸をぴんと張り、木製のシャトルに乗せた緯糸が、高速で左右に往復し生地を織り上げてい

        く。

        経糸の間を緯糸は途切れることなく往復するので、まさに経糸を包み込むように生地が出来上

        がっていきます。

        生地の端がボサボサしてなく、織り込まれていて、耳と呼ばれています。

        シャトル織機で織られた生地は、最新式の織機で織られた生地よりも、ふっくらとしていると

        いう。

        凹凸感があり、独特の色落ちがあります。

        丈夫さと柔らかさ、その相反するものが生地の中に同時に存在します。




        ジーンズの型紙のアウトシーム(脇)は、直線である。

        なので、直線部分である生地の耳を利用して、裁断する。

        西洋の服は曲線を多用し、人体の形にそって作られる。

        日本の着物を見ると、直線に裁断し、ほぼ直線に縫い合わされていく。

        タックなどで立体を作ることはあっても、曲線の裁断はほとんどないんじゃないでしょうか。

        西洋の服と東洋?の服の決定的な違いは、生地を裁断した時に出る、端切れの量じゃないです

        かね。


        ジーンズはその西洋と東洋の中間にあるような服だと思います。

        日本人にデニム好きが多いのも、なにか理由があるんだと思います。


        デニムの語源はフランス語のセルジュ・ドゥ・ニーム(serge de Nîmes)、ニーム産のサ

        ージ生地。

        今年11月に、パリで行う展示会に、日本で作られたセルビッチデニムを使い制作した、ジー

        ンズを持っていきます。

        巴里人の反応はどうなんだろう。

        やってみないと、分かりませんね。


        シャトル織機の稼働風景(youtubeで拾ってきました)←音が大きいのでご注意を。

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        ジョルジュ・ドルリューのテーマ音楽もとても抒情的で耳に残ります。
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